2ロープクライミング技術 場所 長野県松本市

(ワークショップは最低5人で任意の場所に移動できます。 詳細については、woodenhandarboriculture@gmail.com までお問い合わせください。)

2023年 

5月6〜7日 (定員5名)

7月1〜2日 (定員5名)

9月2〜3日 (定員5名)

10月21〜22日 (定員5名)

SRSの経験が1年以上あるクライマーに向けてのワークショップ

料金:お一人様50000円 (税別)



ツリークライミングは安全でなければなりません。

The Wooden Handは、3次元でのポジショニングがより簡単になる2本のロープを使った実践的なシステムテクニックを開発しました。これはより高い安全性の許容範囲を得られるだけではなく、数えきれないほどのポジショニングの可能性を与えてくれます。

高所での樹上作業は、常に安全で簡単なものではないです。今年のワークショップでは、2本のロープとデバイスを使った技術について詳しく掘り下げていきます。安全性、ロープのセッティング、アッセント、ディッセント、3次元でのポジショニング、身体の使い方の認識を中心に話をしますが、これらに限定せず意見を交換していきたいと考えています。


・安全性:2つのアンカーポイントの使用法について。

・ロープセッティング:ボトムアンカー、トップアンカーについて知る。

・アッセント(登はん):2つのデバイスを使ってのクライミング(1つ目のデバイスの動きに伴って、2つ目のデバイスが追随するテクニック)。

・ディッセント(下降):2つのデバイスを使ってのディッセント(1つ目のデバイスの動きに伴って、2つ目のデバイスが追随するテクニック)。

・3次元でのポジショニング:木の外縁でのポジショニングの見つけ方について。

・身体の使い方の認識:心拍数やアンカーポイントへの荷重量など具体的なデータを読みとりながら、身体の使い方を知る。クライミング大会も予定。





 

クライミングデバイス

シンプルで時代を超越したデザインのユニセンダー(Rock Exotica)はMRSやSRSのクライミングテクニックでも使われています。2つを組み合わせると多くのロープテクニックが可能になります。ワークショップではSRSでのクライミングに関するテクニックに焦点を当てて実践します。ワークショップの期間中、受講者には2つのユニセンダーを貸し出します。


ロープ

パラレルコアロープは形状が変化しにくく、滑らかでノットが簡単に作れます。このアプリケーションによく合う、KMIII(Teufelberger)を受講者に貸し出し、実際に使用していただきます。KMIIIは、EN1891でテスト済みであり、タイプAのロープです。

EN1891はセミスタティックロープの品質を保証する為に制定された規格であり、タイプAは高い性能を証明します。



ロープロケット/ニーアッセンダー

 受講者はご自分のロープロケットをご持参ください。


活動内容

ロープワークとクライミングは客観的で具体化した基準データの収集と確かな知識を持って行うことが最善だと考えます。クライミング時の血中酸素濃度、心拍数、負荷の増加、速度など自身の身体の状態に気がつくきっかけとして、クライミング大会を実施する予定です。ボーナスとして、最も理想的なスコアを獲得した生徒には賞品が贈られます。 一等賞は、ODSK テザー付きの 2 つのユニセンダーのセットです。 2 等賞は、ミステリー ランチのテラフレーム 50l です。 各生徒は、ミステリー ランチ スピフ キットを受け取ります。


 

教科書

すべての生徒に、ジェームス・スミスが描いた手作りの教科書が贈られます。


インストラクター

ポインターポール

国籍 - イギリス人

年 - 46

職業 - アーボリスト

経験 - 18年

僕自身、テクニックの知識が増えていくたびに自信がついていってきたことを思い起こします。最も優良なテクニックとは、最も基本的なものであること。安全性は効率性の鍵であり、効率性は成功の秘訣であり、成功は樹木に携わる仕事をする者たちを事故や怪我から守り、幸せにします。僕たちの仕事が安全な産業に成長するためには、労働者である我々の技術を成長させることができる強力な安全基盤を持っていることが重要です。その成長を日本だけでなく、世界中、あらゆる国においての基盤作りを応援したいと思っています。そして情熱あるツリークライマーの皆さんと思いを共有できることを心待ちにしています。


山口篤則

国籍 - 日本人

年 - 51

職業 - 職業 庭師 ODSK Tokyo

経験 - 17年

ODSK東京店で一番売れてるメカニカルデバイスが“ユニセンダー”です。SRSとMRSと両方使えてロープの中間で簡単に脱着でき、メインにもサブにも使える正に多様性なデバイスです。 樹上での仕事は命懸けです。道具を正しく選び組み合わせて使う事で、安全で効率の良い作業が出来ることでしょう。その結果、身体への負担も減らす事で毎日の仕事で使える技術と考えています。僕らは皆さんがロープワークで安全に、そして仕事を楽しんでくれる事を願っています。

 

 

 募集要項

樹木や木登りへの関心

高所法での現在の作業の順守

少なくとも1年のSRS経験

状態の良い木登り用具のセット:ヘルメット、ハーネス、カラビナ、ロープロケット、安全メガネ


ここまでの内容に興味がおありでしたら、ぜひ参加ください。下記のメールフォームまで連絡先と参加希望月をお送りください。

woodenhandarboriculture@gmail.com

少人数のワークショップですが、より深い技術の実践や意見交換ができることを楽しみにしています。会場は、長野県松本市岡田にある私有の広葉樹林で行います。

使用するロープとユニセンダーは貸し出しますので、用意は不要です。各受講者にはMystery RanchのSPIFF KITが届きます。またクライミング大会の勝者には『ユニセンダー & Terraframe50l』がもらえるチャンスもあります。時間は8:30開始から16:30終了を予定しています。食べ物や宿泊施設等は各自でご用意をお願いします。もしご不明な点やご質問等ありましたらお気軽にお問い合わせください。



最後までお読み頂きありがとうございます。